古いfedoraでyumを使う


今更ながらfedora8を使う機会がありまして当然デフォルトのyum設定のままでは動作しなかったので対応記録です。

まずは現在動作していて、かつ信頼がおけるリポジトリを探します。
Google先生で調べてもらった結果、以下がよさそうなのでそちらを採用。

http://archive.fedoraproject.org/pub/archive/fedora/linux/releases/8/Fedora/ppc/os/repodata/

repoファイルを修正します。/etc/yum.repos.d/fedora.repo


[fedora] name=Fedora $releasever - $basearch
failovermethod=priority
baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/os/

これを

[fedora] name=Fedora $releasever - $basearch
failovermethod=priority
#baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/os/
baseurl=http://archive.fedoraproject.org/pub/archive/fedora/linux/releases/$releasever/Fedora/ppc/os/

に変更します。

で、yumしますが、なぜかURL ERROR、DNSが解決できないと表示されます。
でもnslookupなどは正常に動作します。

なんで、と思いwgetしてみるとやはりエラー。
よーくメッセージ見ると、自分では設定を入れた覚えはないのですが、PROXY設定が入っているようです。

wgetとyumはそれぞれPROXY設定を入れることが出来るので社内のPROXYサーバーに対して設定を向けます。

yumの場合:
/etc/yum.confの最下行に以下の設定を追加
※http以下は自分の環境に合わせて変更


#PROXY
proxy=http://192.168.1.240:8080

wgetの場合:
実行するコマンドのユーザー権限で、.wgetrcを作成


# proxy setting
http_proxy=http://192.168.1.240:8080

これでyumとwgetの両方とも使えるようになりました。

それにしてもなぜ身に覚えのない最初からproxy設定が入っているか・・それはそれでまた別の問題なので後で調査しなければ。