店舗周辺(横浜鶴見区とその周辺)の方向けに3Dプリンタ―のレンタルを開始しようと計画中です


気がつけば自分の3Dプリンタ―使用歴もずいぶん長くなってきました。

最近ではblenderを使ったモデリング(スカルプティング)に凝ってます。
最初はまったく知識がなく。123D(もう廃盤ですね)で図形組み合わせで造形していましたが、今ではメッシュから人の顔を作ったりもしています。うーむ。思えば、遠くへ来たものだ・・と、やることは変わっても引き続き楽しんでます!

1.今までどんなことに使ってきたのかと言うと

3Dプリンタ―の使用用途は無限大と言われてもピンと来ないですよね。私の場合、最初はテストブリントがてら、小さな置物(人形とか、乗り物とか)を作ってましたが、制作数で言うと健康福祉関係(いやマジメなのです)が圧倒的です。。理学療法士さんに頼まれて、筋肉のコリをほぐすための補助具を作ったり、コロナ禍に入ってからはボランティアでフェイスシールドを作ったり。マスクも数少ないけど、作りましたね。健康福祉関係、500個近く作ってるんじゃないかと思います。病院向けに寄付するために、フェイスシールド作ってるときなんて、同時に3台動かしてました。

2.この面白さを分かち合いたい

「いや大変そうじゃん」と思った方、まあそうなんですけどね。でも楽しいですよ。楽しみを分かち合うために、どうしようかなーと考えた結果、自分にとっては以下の3つあたりが興味あるかなーと。

(1)自分で作ったものを販売する
上に書いた健康福祉関係のものは全て依頼主に渡すか、ボランティアで差し上げたので、直接個人の方に販売したことが無いんですね。ネットか店頭で販売してみるのもアリかなーと思いましたが、「さて何を」とうところで、一旦つまづき。ひと昔前はクッキーの型とか売れたようですが、なんとなく自分にはピンと来ない・・ということでこの路線は一旦保留。

(2)他の人が作ったものを販売する
3Dプリンタ―の魅力を伝えるという意味ではアリアリなのですが、当店の主力商品(あんまり売れないけど)の本たちをある程度整理しないことには、きちんとした形で展示できないなーということで、こちらも一旦保留。

(3)お客様のデータの印刷代行をする
3Dプリンターを持ってない人向けにデータの印刷を代行する。これ値段は高かったりしますが、やってるところ多いですよね。ファブラボみたいに3Dプリンタ―を時間貸しているところもあるので、こちらも一旦保留。あと、印刷は既に「おなかいっぱい」体験してきたしなあと。

保留ばっかりじゃん。。。

そこであらためて自分が初めて3Dプリンタ―買った時のことを思い出してみます。全く初心者の時期を経て、少し慣れたころにやってたのはとにかく「トライ&エラー」の印刷。こうやると、こうなるのかーってのをひたすら試してました。これに必要なのはとにかく、3Dプリントを行う回数と時間。ということでピンときましたよ!

■2022年度のお試し事業として3Dプリンタ―レンタルを行ってみようと思います。

貸出機:UP PLUS2

どちらかというと枯れた技術の機種だと思います(いい意味)。すんごい綺麗に出力できるかというと、そのあたりは最新機種に劣ると思いますが、安定度はピカ一だと思ってます。というか、そういう記事を見て買ったのでね。

現在もAMAZONで販売されています。約16万円(福書房のレンタルで貸出するのは、たぶん旧ノズルタイプです。ゴメンネ。)

貸出期間:1か月

自分の経験からも、最低1か月くらいないと色々試せないと思うんですよね。
3Dプリントはトライ&エラーで完成させていくものが多く、設計->印刷がそれぞれ1回で終わったというケースは殆どないです。いや、私だけかもですが、きっとみんなそうです。
ということで1か月単位の貸出でいってみよー。

値段:月額3万円(税別)

高い?安い?うーん。でもね。メンテナンスもしなきゃだし、壊れるリスクもあるし、こんなものだと思うのです。AMAZON安い機種選べば買える金額なので迷うかもだけど、まあそういう人は自分で買っちゃえばいいと思うので。

初回講習1万円(1時間程度)

あと、初めての利用の方は初回講習をうけて頂きます。
3Dプリンタ―を日常的に使っている方ならご存じだと思いますが、メーカーの機種ごとはもちろんのこと、実機ごとにそれぞれクセがあります。それらを理解しないままの使用は危険ですので、必須事項とさせて頂きます(※受講しない方には機材を貸出することは出来ませんのでご了承下さい)。最近ちょっと凝っている表面処理(アセトンなどでツルツルにするスムージング処理)についても、この中で説明できたらなーと思ってます。きれいにするのって、楽しいですから!

含まれるもの

本体のレンタル費用に含まれる機材のリストは以下の通りです。

・スクレーバー
・造形テーブル(1つ、穴あきタイプ)
・USBケーブル

PolymakerのABSフィラメントを推奨フィラメントとする予定です(フィラメントはお客様購入)。
推奨フィラメント Polymaker ABS、Polylite

その他必要なもの

その他制御用PCもお客様にご準備頂く必要がありますね。ソフトウエアをダウンロードして利用できます(ダウンロードパスは初回講習でご案内します)。Windowsでの利用を想定しています。また貸出機種によって使用するソフトウエアに制限がある場合があります(バージョン指定など)。詳しくはあらためてご案内します。

3.お問い合わせください

上記の通り、まだどうしようかな的な要素が多いのですが(笑)
ご興味ある方はお問い合わせ下さい。

月3万円でも、30日だとすると1日あたり1,000円!タリーズなら、コーヒーが2杯とちょっと飲めるお安さ・・いや、安くないね(苦笑)