本というメディアの行方


まじめな話です。いやいつも真面目なのですが、自分比で、いつもより真面目です。
ちょっと別業種の方とお話したのですが、示唆的な話があったので。

1.本買いますか?
40代の方でしたが、「紙の本は買いますよ」との前置きの前に「資格関係の本はわりと良く買います」。

2.新聞買いますか?
買いませんねー。でも祖父母が時々買ってきてというので、コンビニなどで買って渡します。

3.電子書籍どうですか?
使い分けですね。紙に愛着があるので、電子書籍自体便利ですが、全部それになればいいかというとそうでもないです。

よくあるやりとりです。
あらためてこのやりとりの中で思ったのは。

勉強のスタイルには小学生時代からのやり方が大人になってからも残るという印象です。

皆さんは学生時代どんなスタイルで勉強してましたか?教科書を見るだけで覚えられるという天才型がたまに居ますが(マンガの世界だけと思ったら、実際知人にいてビックリしました。いわく、写真を取るようにそのページが頭の中にあるそうです)、凡人な私は教科書の大事なところにマーカーペンで線を引いたり、付箋挟んだり、ノートに書き出したり。そしてそれを納得いくまで(記憶に定着するまで)反復。問題集・参考書などでも基本そんな感じでした。これって電子書籍だとやりにくいんですよね。

天才型の人はどうか。たぶん、「電子書籍だとやりにくい」とは思わないですよね。写真を取るように記憶できるのなら、紙でも電子書籍でも、どっちだって同じだと思います。

小学校の頃から紙を使わなくなったら?初めから電子書籍主体だったら?たぶん考え方は全然変わってくるのだろうなーと。良くも悪くも最初にならった勉強方法って、かなり後を引くものだなーとあらためて思いました。

紙というメディアが教育現場から消えるに伴って、本というメディアも先細っていくのかなあという印象です。あ、内容がという意味ではないです。量的な話ですね。でも量が出ないとなると、装丁、紙の本としての編集など、いわゆる「紙」の部分の仕事にはどんどんお金がかけられなくなり、原稿料も・・ということになると、やはり内容に影響は無いとはいえないですね。

え、普通の話??

すみません。花粉症で意識がもうろうとしてるのかもですね(笑)
3月はスギ花粉全盛。皆さんもお大事に~。

最近は鼻水よりも目に来てる私としても、これぐらい安いとガンガン使える。1個500円くらい。