Panasonic Let’s noteのフラットケーブルを修理してみる


フラットケーブルの破損

誰しも経験あると思います(多分)。古いパソコンのアップグレード、特にノートパソコンのパーツをアップグレードして延命するために、蓋を開けて作業開始。そして・・・あー、フラットケーブルがあああ!経年疲労で折れた!!

そう。悪魔的にギリギリサイズに作ってあることの多いフラットケーブルを壊してしまう事件。

やらかしちまった。とドブロックが頭に流れても時遅し。AMAZONあたりで専用パーツを探すととんでもなくお高かったりするので、本来するはずだった延命措置の作業も蜂起してそっと、蓋を閉じる(無かったことにする)。互換はあるけど、トライするためにわざわざー買う?ってのがあって。

うちにも、そんなWindows7パソコン、CF-T5が居ました。

つい最近、タイミングで同じ配線ピッチだけど端子数の違うフラットケーブルを工具箱の中で見つけました。確かDVDプレーヤーから取り出したやつ。あ、これ、余計な端子のところだけカットすればいけるんじゃねー?

そう思ったらどうにもやりたい気持ちが押さえられなくなり、早速作業開始!

試行錯誤すること数時間、無事タッチパッドを含むマウス機能が復活しました!!!

修理のポイント

1.ピッチを合わせ、しっかりと端子部を削って出す(削り過ぎは厳禁)
2.長くするのは。ほどほどに(作業は楽になるのですが、ノートパソコンは余剰スペースが少ないので折りたたんでしまうのが大変です)
3.プラ板などを加工して挿入スロットから脱落しないようにする。
4.挿入スロットの端子部は上に接点があるタイプと、下に接点があるタイプがある。
5.しっかり挿し込めているようで意外と挿し込めてない、端子部の削りだしも同様。変に手を抜かずテスターを使って導通確認したほうが、ストレスが減る。

以上5か条。

こっちは端子上(左端をカットしてます)

こっちは端子下(左端をカットしてます)

やらかした例。ケーブル長くして折りたたんだら、ネジに干渉した。パッドは動くけど、クリック効かない怪現象発生したのは、一部断線してたから。で、やり直し。

CF-T5だと2022年での活用方法はシンクライアントぐらいか?

しかしこのパソコン、直したのはいいけど、どうしましょうかね。シングルコアでメモリー1GB、うーむ。単体ではYOUTUBEすらも厳しそう。

やはりThinstationで、シンクライアントにするかなー。
で、5.6で早速試してみたら、Thinstationなら結構キビキビ動きました。なんかUSBブートでも十分速いような。ほとんどの処理はネット―ワークの無効でホストで行ってるので当たり前だけど(笑)