応用情報技術者試験の話の続きです。


応用情報技術者試験の話の続きです。

この試験、私がこれまで受験してきた資格

「電気主任技術者」

だったり

「電気通信主任技術者」

だったりとは、ちょっと性格が違う試験です。

私自身も、いわゆる一般的に世間で言われるところの「国家資格」という分類に漠然と入ると思っていたのですが、決定的な違いは、「この資格が無ければ出来ないこと」の設定が無いこと。

つまり無資格者であっても、応用情報技術者試験の合格者であっても、能力の有無は別として、やっちゃダメってことにはならないってことです。

ちなみに合格した時に届く証書も応用情報技術者試験のみ「合格証書」となるようです。前の2つは「この資格が無ければ出来ないことが明確に規定されており」、「資格者証」が届きますので、その点、違いますね。

なお応用情報処理試験を取ると以下の資格受験の際に科目免除の優遇措置があります。

・上位の情報系高度試験を受験する際に免除措置
・中小企業診断士
・弁理士

これを目的に応用情報試験を取る人も多いとか。なるほどねえ。

中小企業診断士かあ。はるか昔(数十年前)会社勤めのころに自己啓発ということで会社経費負担で勉強したことあるなあ。

受講終了後に一応試験受けたけど、情報系科目以外は全滅だった気が・・あれ?ということは私にとってこの科目免除は意味なしか。まあいいけど(苦笑)

あ、今回は試験勉強に使った本を1冊紹介しておきますね。応用情報技術者試験 午後問題の重点対策 iTECから出ている超定番本です。

この本はとにかく解説が丁寧。逆にこの丁寧な解説が不要なら過去問だけやってなさいという感じ。ただねー。応用の午後は過去問だけの演習だけだと本番でドはまりする可能性があるんですよ。
それは同じ問題は出ないから。じゃあ、このiTECの本ではどんなことを教えてくれるのかというと、午後問題の特徴でる6ページ余りある問題を読んで、いかに部分点をもらえる記述式の回答を書くことが出来るか。この点を過去問を使って丁寧に説明してくれます。ここにつきると思います。

ちなみに上記は2019年版。すでに2020年版が出てますので最新はこちら。

【番外情報:情報処理技術者試験は全体的に受験率が低いという話】
受験を申し込みしたものの、勉強がはかどらず(または全く勉強する気にならず)、どうせ受からないから、受験するのやーめた。という人。結構いるようです。
しかも難易度が低いものほど、学生の比率が高くなるのでその傾向が強くなるとのこと。そういえば私も大学時代に友人に誘われて情報二種を申し込んだものの全く勉強する気が起きず、わざわざ前日に「明日試験がんばろう」とお知らせに来てくれた友人の励ましもスルーし、当日バックレた記憶が蘇りました。恥ずかしい&ひどいー。

「電子工学科同輩の〇〇くーん(個人情報なのでね)、あのときはズボラな自分にまけてゴメン。今更だけど応用情報取ったよー」。電気主任のパターンに似てるね(笑)。

当日試験会場に来ない人がとても多い試験