シンクライアントthinstation


なんとまあ、変わったものに興味を持ってしまったものだと我ながら思います。偶然SOURCEFORGEで見かけたことですっかり沼に2歩くらい入ってしまいました。いや面白いです。

OSDNのプロジェクト概要より
Thinstationは標準的なx86ハードウェアを使った端末のためのシンクライアント(thin client)Linuxディストリビューションです。ネットワーク、PXE、syslinux、CD、floppy、フラッシュディスクなどからブートでき、VNC、RDP、XDM、SSH、Telnet、tn5250、tarentella、2X、NX、Thinlinc、VMWare CDI、ICAなどを使ってサーバと接続できます。

ダウンロードファイルが2つあるけどどっちでしょう

sourceforgeのサイトにアクセスすると最新の2種類のISOファイルがダウンロード可能になっています。
https://sourceforge.net/projects/thinstation/

インストーラー

thinstationのカスタマイズ用に使用するインストーラーです。
TS-6.2.13-Installer-0311.iso

LIVECD

thinstationを試用することが出来るライブCDです。
TS-Multiclient-Desktop-LiveCD-Demo.iso

お試しにはまずLIVECDですね。

VMwareなんかだとこのままISOでマウントして作業すればいいのですが、古いPCでCD/DVDドライブが無い場合はUSBメモリからの起動がいいですよね。ここで一旦ハマポイントです。

USBブート作るの久しぶりだなーと思って検索すると今はrufusというアプリを使うのが便利そうなのでそちらを使うことにしました。窓の杜あたりでダウンロードできます。

早速作成して、PCに挿してUSBブート・・うんともすんとも

ん?嫌な予感が・・・あー、これBIOS対応じゃなくなってる。UEFIだけだ。

ということで、BIOS対応のISOを探すことに。どこよそれ。

ん?んん?まさか、私古い端末でトライしたかったのにx86だけ?と思ったら、ありましたi386でもいけると表記のあるやつ。ただしこちらは旧バージョンの5.X系まで。あれ、でもよく考えると、どっちも32ビットの意味だしいけそうだけど・・いかん、花粉症で頭回らん・・。ちなみにThinkstation(IBMのPC)とは関係ありませんので、検索キーワード間違えないようにね。

LIVECDという、カテゴリーの中に
TS-Multiclient-Desktop-LiveCD-Demo-2014.iso
を見つけました。

早速rufusを使って、チェック。おおこれBIOS起動できるやつだ。
ということでUSBブート作成して、次の作業に進みます。

もっと古いバージョン2.X系もありましたが、こっちは逆に手元のパソコンが新しすぎる&リモートデスク仕様が古すぎて使えなくなってました。

AMAZONで検索するとこんな参考書籍がありました

今は、もう売ってないみたいだけど。しかもスペイン語。

あ、Openthinclientは英語版書籍あるんだね。こちらもそのうち試してみたいところ。

ちなみに日本語の参考書籍はありません(笑)。
誰か書いてくれないものか。