いきなり脱線して(え、もう?)、もう1つのISOインストールイメージの話をしたいと思います。
ISOインストールイメージから作成できるのはシンクライアント起動用ISOの開発環境です
分かりにくい説明ですね。何が言いたいかと言うと、配布されているISOインストールイメージを使ってシンクライアントがインストールできるわけではないということ。一旦サーバー環境を作成して、そこからシンクライアント用のISOを作るという流れになります。
TS-6.2.13-Installer-0311.iso
こっちです。
ひとまず2014のバージョンの方でLIVE-CD版を試してみたのですが、
FreeRDPはOK(ただし音はならない)
rdesktopはOK(ただしマウスのポインタに四角い影がつく)
※FreeRDPはrdesktopからforkされたものらしいですね。逆だと思ってた。
まずまずOKな感じですが、大問題が1つ。キーレイアウトがJPに変えられない―。どうしても変えられない―システムプロパティからも変えられない―!という問題がありUSキーレイアウトを覚えていない私としてはどうしてもJPキーレイアウトに変えたくて、ここはカスタマイズLIVECDを作るしかないんでしょ、その機能は多分、installerの方にあるんでしょっと立ち返ってきたわけです。
ここでふと、動作したLIVECDとバージョンで作らないとまたBIOS-UEFI問題にあたるんじゃね?という。
そこでLIVECDのthinstationバージョンを調べてみるとver5.1、ビミョーに古い。ということでSOURCEFORGEをあらためて見ると、あるじゃない。installerもまだ残ってたのでダウンロードしてみて試してみたのですが、すると・・。
すでにサポートが終わっているのか、インストーラー終了後の開発環境インストールが出来ない!つまり開発環境前のOSインストールで終わってしまった。
えー!しょうがない、こういうときは同系列の最新バージョンだと、5.Xの最新を探すと
TS-5.6.1-Installer-0921.iso
あった。
インストールして(ここまではOK),そのあとの開発環境の導入はどうかな・・・OK。出来た。どうやら1世代前まではまだ使えるようですね。
そしてこのタイミングで開発環境を利用するためのチュートリアル風YOUTUBE発見
英語だけど、頑張る。
なるほどGUIのstart->Devstationでだいたいの作業が出来そうだ。
まずはupdate DevStationで開発環境のアップデート。
続いて、edit Configsでお好みの設定を更新(youtube参照)。お試しなので殆どそのまま。
最後にBuild Imageを実行。
これで
/thinkstation/build/boot-images/isoの中にthinstation.iso
が出来あがるはず。どうだー。ISOイメージ出来た、出来たよー!(これまでの道のりが長かったので、かなり嬉しかった)。
クライアントのブートUSB作成にはRufusを使用するのが便利です
早速rufusを使ってUSBブートドライブ作成、よしBIOSブートだなと確認。
そして起動!デスクトップ表示された~喜び~からのNO NETWORK CONNECTIONでがっくし。
どうなってんの?
次回に続く。
ちなみにUSBブートドライブ作成に使っているrufusはこちらです。
窓の杜さんいつもツール紹介ありがとう。20年くらいお世話になってる気がする。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/
一通り実験が終わったら、こんな出っ張りの少ないUSBメモリをブートドライブとして古いPCにつけてリモート専用端末にしようかなーなんて思ってます。
外すのは苦労しそうだけどね。