週刊3Dプリンタをつくるの続きです。本日最新号が届くようなので慌てて更新。
まだ組み立てはしていないのですが、これまでに付いてきた冊子の連載記事をペラペラめくってみております。
3Dプリンタの造形方式の種類と特徴
1層づつ、印刷するように積み重ねていくのが基本ですが、そのやり方もイロイロあるようですね。光造形方式が1980年代にこの分野を開拓したようですが、週刊3Dプリンタでは熱溶解積層方式という、糸状の樹脂を溶かして少しずつ積み重ねていく方式です。素材はABSかPLA。どちらもプラスチックなのですが、以下の特徴があるようです。
ABS=出力後の微調整(やすり掛けや着色)が容易
PLA=ABSに比べ強度が強い
【光造形方式】
【インクジェット方式】
【粉末焼結積層方式】
【粉末石膏積層方式】
【熱溶解積層方式】
ふーんと思いながら読んでいくと、なんと。
フルカラー対応はインクジェット、粉末石膏 プリンタ価格はおおよそ900万円!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/10/news090.html
なるほどね~。やはり後で着色は面倒だから最初からついているほうがいいですよね。 最近はオマケのオモチャのようなものでもフルカラーですもんね。
※私が幼少の頃のドラえもん映画のおまけでもらえるおもちゃが「単色」だったことを考えると時の流れを感じます。
粉末焼結積層方式では「金属」を扱うことができる
えー!金属って。これはもう耐久性には問題なしなわけですね。ま、こちらもお高いんでしょうけど。
基本的なコンセプトは20年前の製品から変わってないと、どこかの記事で読んだような気がしますが、一般の人が「面白そうだから買ってみようかな」と思える価格まで下がってきたことがイノベーションですよね。今まで高コストだった「試作」がこんなに身近になるとはね。
メキシコで父親が子供の為に喘息用マスクを3Dプリンターで開発!
http://3-d-craft.com/press/2106
お父さん!スゴい。
子供さん、早くよくなってね。