サンプルプリントが終わったら、早速いろんなものの制作にチャレンジしてみました。 何回かやってみて自分にあった手順は以下のようなものでした。
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3Dプリンタの利用の基本的な流れ
ステップ1.ラフデザインを紙に書く
このときおおよその寸法も紙に書いておきます。主に機能(入れ子、臍)などの確認を行います。
ステップ2.123d Designで3Dデータを作成する
どうしても印刷時の誤差が発生するので、あとで現物を修正可能なようにデータ作成します(出力後の造形物を削ることは出来ても盛り足すことは困難)。
ステップ3.3Dプリンタで出力する
(1)とにかくノズルをキレイに!
ノズルの掃除が非常に重要!200度程度に熱したノズルをキレイに綿棒で拭いておきます。特に白系のフィラメントを使うときにはテキメン汚れが目立ちます。
(2)出力台にはマスキングテープとケープ3D!
当初はBuildTakを使用していたのですが、ネットでの評判を見て導入した3Mのマスキングテープとケープ3Dの組み合わせが素晴らしいことを確認しました。というか、BuildTak、制作物を剥がし取るときに破ってしまいました(悲)。
携帯可能なスマホートフォン充電台を作る
例にもれずマイクロUSBがおかしくなったスマホを外出先で充電するために、持ち運び可能なスマートフォン充電台を作成しました。
ポイントは金属端子を入れ込むスリット、幅1mmで正確に切れ込む必要がありましたが、さすが3Dプリンタです。かなりの精度で印刷してくれました。
こういう小物は3Dプリンタにぴったりです。これまでは木から切り出したり、プラ版を重ねて作ったり、なにかと大変な割に仕上がりは今一つだったので。
ネームタグ
続いてはネームタグ。キーホルダーや紐でいろんなものにつけることが出来ます。あまり目立ちすぎてもアレなので、文字を立体出力しただけで着色しないことにしました。
フィギア
小さな弁天さんを作ってみました。頭の上の輪に紐を通して使えるようにしてみました。こちらもPLAでの出力で、輪が細いので強度的にどうかなと思いましたが、問題なさそうです。
フィギア大量生産!
大量生産って言うほどでもないのですが、プレゼント用に出力しました。一度データを作ってしまえば、あとは3Dプリンタ任せに出来るのがいいですよね。今回はプリンタでの出力練習を兼ねていたので、微調整ー>出力の繰り返しでただ待っているだけとは行きませんでしたが、おかげさまで色んな気付きがありました。ちなみにこの作業の途中でBuildTak壊してしまいました。