BDプレーヤーの修理:容量抜けのコンデンサを交換


電源が入ったり入らなかったりのBDプレーヤー(BD再生専用機)を修理してみました。

2015年製のMAXELL製BD-P100、珍しい機能として廉価な機種なのにDLNAプレーヤー機能がついてました。BDの方は殆ど必要ないのですが、DLNA再生が意外と便利なのです。BD-P100は東芝機との相性がよく古いBDレコーダーでも新しい機種でもOK!重宝しておりました。

リビングに設置のBDレコーダーで録画番組Aを再生しながら、寝室では同じBDレコーダーの録画場組Bを再生といったことが出来ます。

パナソニックや東芝からもDLNAプレーヤーは出てますが、いずれも2万円くらいするので、そうするともう少しでBDレコーダー(DLNA再生機能付き)が買えちゃう。でも寝室なのでそこまでは要らない。という、スキマなニーズにピッタリなのです。あ、そんなニッチなニーズだからか、後継機ではDLNA機能が無くなっております。残念。

とにかく、蓋をあけないことには始まらないので、オープン。そして中をみてみると。

んー?、コンデンサーが膨らんでるねー。💦💦

上の写真の通り(交換済ですが)、6.3V 1000μFのコンデンサ(105度対応なので割といいやつ?)の上部がいい具合に膨張しているのを発見。たぶん、こいつですな。

ということで、交換なのですが、手元に該当コンデンサが無く、仕方ないので、家にあるジャンク部品から調達することにしました。

いくつか見てるうちに、デスクトップPCのマザーボードに同じ規格のコンデンサが使用されていることを発見。これだわ・・と取り外して行きます。

静電容量LCRテスターで計測すると、なんとか3つは1000μFを越えてましたので、とりあえずこれで修理することに決定!

※ちなみに抜き取ったコンデンサはLCRテスターでは何か別の素子として認識される・・容量抜けてなんか進化した?(笑)。写真とればよかったけど、もう捨てちゃいました。

電源投入時の不安定はなくなり無事修理完了😊

■AMAZONで売ってる安物のLCRテスター使えます
数年前に買ったAMAZONのLCRテスター。ネット検索するとLCR-T4って本家はドイツらしくコピー品も許している寛大なメーカーらしいです。
いろんな派生形があるけど、一番安いのは回路むき出しで1,000円未満。ケースなどがセットになっていると3,000円くらい。
1つ持ってると便利ですよ。