宅配買い取りサービスのトラブルが増加しています!-段ボールひと箱分でも数十円!?「手軽に高額査定」のはずが…- って記事


今回は久しぶりに古本の話です。

最近はすっかり定着した感のある宅配便を使った買取サービス。
特にコロナ禍になってからは完全に定番化したような気がします。

一方で、当店のお客様から残念な話を聞くことも少なくありません。

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独立行政法人国民生活センター (2017年なので、ちょい古いですね)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20171109_1.html

国民生活センターでしょうから、買取に関しては「売り手目線」でのお話になってるかとは思いますが、ちょっと考えさせられますね。

当店は宅配便での買取を行っているので「買い手目線」でのお話をすると、ダンボールひと箱で数10円はありえない話ではないなという感触です。

この不安を払拭するためか、最近では事前見積で概算を出してくれるところも増えているのですが(当店もそうです)、やはり相手に送ってみるとなんだかんだで随分減額された、もしくは査定0で送料を要求されたなど。

なんでこうなっちゃうのでしょう。

事前見積が出ているので、かつてあったような「価値のない本を送られたから」「在庫の重複」というのは理由から除外すると、「本の状態である、ダメージ、付属品の有無」などによる減額というところしかないわけですが、売り手・買い手の感じ方が結構大きい部分でもあります。

売る人は大したことないダメージだと思っていても、買う人は綺麗なものを好む

ブックオフがきれいな古本を販売するようになって、それがスタンダード化し、書き込みがある本は売れなくなりました。 まったく売れないわけではないのですが、極端に値段が下がり、人を選ぶのは確かです。このあたりをシビアに考えている店だと、「極端な減額」というのはありうるのかもしれません。美品の場合以外は、事前見積のときに、「書き込みが多いです」「日にやけてます」などの追加情報を買取店に連絡することで、あらかじめお店の反応をみてから、買取申し込みに進むことをお勧めします。

お互いにメリットである買取店でありたいです

買取価格という1点だけを見ると、本を売るお客様は「高く売りたい」、本を買うお店としては「安く買いたい」という相反関係にあるわけですが、それだけではないはずです。

当店は買取価格で他店に負けません・・とは言いませんが(スミマセン)、あの店に買い取って満足だったと言われるよう、頑張っておりますので、よろしくお願いします。

といってももはや、古本は完全に斜陽産業だと思うので、出来るだけ、地味~に長~く頑張っていきたいと思います。